似非プログラマーの雑多な日記

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「継続は力なり」の実証実験してます

世界に広がる遠隔診療と新型コロナウイルス(COVID-19)

 3月4日、日本国内で確認された新型コロナウイルス感染者が1001人を超えたと発表されました。そのうち706人はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者だそうです。死者は12人で国内の感染者数に対して1%程度ですが、なかなか感染経路が把握できておらず、治療薬も完成していないため不安が拭えません。
 今、世界では新型コロナウイルス感染拡大に伴い遠隔診療の普及に拍車がかかっているようです。

 

 以下、遠隔診療の動向について簡単にまとめました。

 

新型コロナウイルス(COVID-19)

 WHOは世界的に猛威を奮う新型コロナウイルスをCOVID-19 = Coronavirus Disease 2019 と命名
 現時点で、COVID-19感染者は世界で約9万人、死者は約3000人。世界人口の約0.0012%しか感染していないが、これまでの勢いと今後の見通しが不明なことを踏まえ、その対策として遠隔診療ビジネスが広がりつつある。

 

シンガポールの「Doctor Anywhere」

 シンガポールで、オンライン医療を提供するスマホアプリの一つ。アプリで申し込みをすると、わずか数分で医師とビデオ通話が繋がり、症状を相談することができる。
 服薬で対応できる場合は、処方箋が発行されて薬が宅配される。正式な治療が必要な場合は、該当の専門医宛に紹介状を発行してもらえる。
 ビデオ通話による相談時間は5~15程度で、料金は日本円で約1600~2000円。ただし、法人契約している会社の従業員は、ただで相談することができる。

→症状が軽度の患者の場合はビデオ通話対応のみで済むため、来院者数が減り、待ち時間の短縮や診療の流動性が期待される。

 

カナダの「Ontario Telemedicine Network (OTN)」

 カナダのオンタリオ州の遠隔医療ネットワーク。地域の住民がビデオ会議システムで事前に症状の相談をし、適切な病院の診療予約ができる仕組みになっている。
 オンライン相談は、自宅のPCやスマートフォン、最寄りの公共施設に設置された遠隔診療室で行う方法がある。いずれも料金は無料。
 ちなみにオンタリオ州の人口は1200万人で東京都とほぼ同じ。でも面積は日本の約3倍。州が広すぎてすべての地域に医療機関を整備するのが大変だから遠隔医療が進んでいる。

 

日本の遠隔医療はこれから

 日本でオンライン診療を行っている医療機関は1%程度しかない。遠隔医療が少ないのは、従来の公的医療機関が対面診療を原則としているためオンラインで行える診療範囲には制約があるから。
 今後、COVID-19の拡大を起因として、なんらかの規制緩和が行われる可能性は大きい。

 

 

 以上、遠隔診療の動向についてでした。
 また次回。